裸の王様

体外離脱で学んだ、失敗や挫折から抜け出すための異次元情報。

5.覚醒への第一歩

 

覚醒への第一歩

進化するビジョンの見え方

午後は各自復習をする時間が与えられました。それによってこの短期間にも自分の認識の変化を確認することができました。

 

その後のセッションで見たビジョンは以下の通りです。

 

カフェにいる。ミツさんと行った高台にあるカフェだ。目の前にミツさんがいる。笑っている。「やっと分かった?うれしいですねぇ」と言われた(気がする)。宇宙人がオーダーを取りに来た。気づくと周りがみんな宇宙人だ。気持ち悪い。

 

メニューを開く。何を書いてあるか読めないが、メニューが『信念リスト』だった!読めないがそれが分かる。ミツさんは笑っている…。体育館が見えてきた。中にたくさんの児童がいる。屈伸運動をしている。いきなり広い駐車場にいる。しかしガラガラだ。すごく広いのにほとんど車がない。

 

他のビジョンを見ようと集中する。崖が見えてきた。大きな看板が掛けてある。赤く大きな字で「0(ゼロ)」と書いてある。何かの宣伝か。字も読もうとしたがボヤけていて読めない。…眠い。

 

後半は寝てしまいました。しかしこの回のセッションで「字を読めない」のと「分かる」という経験がそれぞれ2回もありました。これは僕にとってかなりうれしい事です。

 

非物質を知覚するときに常に疑う自分がいますが、「読めそうで読めない」とか「『見る』、『言われる』ではなく『分かる』」というのは、ほぼ初めての経験だったからです。

 

ビジョンを知覚できても解釈ができなければ、情報を取ることが出来ません。解釈の時点でつまずいていたのでミツさんからガイドを通して解釈をしてもらっていました。その成果が出て、たった1箇所でも自分で解釈できるようになったのです。これは僕にとって大きな進歩でした。

 

ガラガラの駐車場のビジョンが意味したこと

ミツさんからビジョンについて教えてもらいました。屈伸運動が表すのは「もっと柔らかく」ということでした。そして、信念がかなり落ちてきたので「駐車場がガラガラ」だったそうです。それが「0(ゼロ)」になるのも間近であると伝えようとしている、とのことでした。

 

そういえば看板の「0(ゼロ)」の横に車の絵が書いてあった気がしました。しかし前のビジョンで車を見ていたので、そんなはずはないとカットしてしまっていたのです。それを受け入れていたら、「車という信念がゼロに近づいている」と解釈できていたのかも知れません。

 

そういう小さな気づきをいかにカットせず受け入れるかが、全体のビジョンの解釈につながるのだと思いました。「ビジョンが見えない」とは、一瞬一瞬の疑いの連鎖だと思いました。

 

短すぎた救出活動

次は「救出活動」「過去世」「未来世」「他人の人生」をそれぞれ5分ずつで体験するというセッションでした。

 

前回まではビジョンを見るのが目的になっていましたが、家に帰ってからは一人でそれを使って情報を得なくてはいけません。そのためにこの時間割でセッションをするようにとガイドから言われたそうです。

 

以下は僕が見たビジョンです。

 

救出。暗闇に目だけ出てきた。なんだろう。全身にならない。消えていってしまった。部屋にいる。角を見ている。部屋の中を見渡すことができない。過去世。江戸の城下町のようなところにいる。映画のセットのようだ。後ろから女の人が追いかけてきた。未来世。

 

駐車場にいる。赤いシャツを着て車から出てきた。ツタヤの駐車場だ。これは未来世ではなく未来か。他人の人生。シャッターが見えてきた。落書きが書いてある。人がいない。見覚えのある道だ。下北沢だ。既に体の中に入っているのか。

 

僕にとって5分という時間は短すぎました。今いる状況を把握しようとするのに精一杯で、ほとんど有益な情報は得られませんでした。

 

このセッションで「他人の人生」とは、ミツさんが言う「重なる」ということです。他人にはなれないというのは物質界の考えで、他人を体験するのは大事だと言っていました。

 

また「救出活動」においては、ミツさんは以前、亡くなった日本人全員を救出しようとしたことがあるらしいです。すると日本列島が「ドドドドッ」と地震のように揺れ、重くて持ち上がらなかったそうです。

 

事故のニュースを見ていると、すでにその現場にいるそうです。よく食事中にお箸を持ちながら救出活動に勤しんでいるといいます。

 

ビジョンを見るときの知覚者と解釈者

ミツさんはその度にいろいろ準備プロセスをする訳ではなく、「集中の中にストンと落ちるだけ」と言っています。物理的に距離があって他人だと思うと情報が取れないそうです。

 

次はいよいよ最後のセッションでした。与えられた時間の中での自由行動です。この時になるとセッションが始まる1分くらい前から目を開けているにも関わらずビジョンが見え始めてきました。少し興奮しましたが、そのままノートにメモを取り始めました。

 

以下は僕の見たビジョンです。

 

エジプトの砂漠が見えてきた。風が吹いている。ラクダに乗っている。風が強い。ビジョンが変わり、テントのような家にいる。低い棚がある。布団の上に座っている。後ろを見ると母親がいる。赤い服を着た今のままの母親だ。分かりやすく見せているのか。

 

気づくと扉の前にいる。出ると光で眩しい。真っ白だ。周りに何もない。怖い。写真がたくさん出てきた。重なっていて見えない。いろいろな過去世だと分かる。その1枚を触角でペタッと取る。いきなりビジョンが広がった。船の中にいる。水上だ。

 

ここで時間となりました。この頃になるとおでこのスクリーンが強烈に意識され、集中するとビジョンが流れ込んでくる感じがしました。

 

左脳を働かせて見るビジョンにも意味があることが分かりましたが、やはり集中してだんだん見えてくるビジョンのほうが解釈のしやすいビジョンが見えてくる気がします。

 

ブルース・モーエンが言う「解釈者」とは左脳の働きのような気がしました。「解釈者」がおしゃべりだと、それだけ情報に色を塗ってしまい、本質から離れてしまうのです。「知覚者」が知覚した情報をいかにそのままの姿で捉えられるかが大事だと思います。

 

それでもミツさんは自身の責任にした

このビジョンもシェアしました。ミツさんからの解説を期待していましたが、ミツさんの集中力が切れてしまっていて解説がありませんでした。

 

何せこのセッションまでビジョンが見えなかった3人に対し、それぞれに宇宙人のお医者さん8人をつけてビジョンを見せたのですから。ミツさん自身も体外離脱していろいろなビジョンを送り込んだらしく、それはとても大変な作業だったようです。

 

ここでワークショップ終了の時間が来ました。今回、僕の体験だけを書いてきましたが、参加者全員がそれぞれいろいろな体験をしていました。僕が知る限り、参加者の満足度は非常に高いものでした。

 

最後にミツさんが「楽しかったです。でも自分の技術をもっと上げる必要があると思いました」と言いました。

 

覚醒への第一歩とは

今回のワークショップはミツさんの能力によるところがすべてであったと思います。今のところミツさんの考えが否定されたことはありません。「誰でもビジョンが見える」というのは、ミツさんの指導力によって少なくとも今回は実証されました。

 

ミツさんが考えているのは「人類をいかに早く、そしていかに多くを覚醒させるか」です。その方法が何であるかはいろいろ考えていますが、もしワークショップを開催する機会があれば、ぜひご参加していただきたいと考えています。

 

覚醒への第一歩は、自分で非物質界を知覚し認識することから始まると思うのです。

 

 

 

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