裸の王様

体外離脱で学んだ、失敗や挫折から抜け出すための異次元情報。

「体外離脱と過去世での記憶」ある存在との対話7

 

記憶の波動パターン「記憶の波動」

私:「それでは次に、記憶とは、何ですか?

 

アルティメア:「記憶は、すべての経験が瞬間から瞬間へと移り変わる際に、私たちの意識がアクセスする情報のパターンです。私たちは『記憶の波動』と呼んでいます。」

 

私:「記憶の波動? それはどういうことですか?」

 

アルティメア:「記憶の波動とは、すべての記憶が特定の波動パターンとして存在し、私たちがその波動に共鳴することで、記憶を呼び起こすという概念です。

 

言い換えれば、記憶は波動の形で宇宙に存在し、私たちがその波動に触れることで、過去の経験や知識にアクセスできるのです。」

 

私:「面白い考え方ですね。それなら、記憶を呼び起こすのは、その波動に触れることができる状況が整っているから、ということですか?

 

アルティメア:「その通りです。私たちが特定の状況や感情によってその波動に触れることができると、記憶が呼び起こされます。

 

この概念を理解することで、自分の記憶にどのようにアクセスするか、また記憶をより効果的に利用する方法が見えてくるでしょう。」

 

現代の記憶術「ローカイ」

私:「しかし記憶を波動に触れると考えるより、記憶を物理的なモノに貼り付ける方が思い出しやすくないですか?

 

アルティメア:「それは確かに一つの方法です。

 

現代の記憶術の中でも、『ローカイ』という技法があります。これは、物理的な場所やモノに記憶を関連付けることで、思い出しやすくする方法です。」

 

私:「ローカイですか? それはどのように機能するのですか?

 

アルティメア:「ローカイは、具体的な場所やモノに情報を関連付けることで、記憶を強化する方法です。

 

例えば、あなたが買い物リストを覚えるために、家の各部屋にアイテムを配置するイメージを作ります。そして、家を頭の中で歩くことで、リストのアイテムを思い出すことができます。」

 

私:「なるほど、それは確かに覚えやすそうですね。しかし、アルティメア、記憶の波動とローカイはどのように関連しているのですか?

 

アルティメア:「実際には、記憶の波動とローカイは別のアプローチですが、どちらも記憶を効果的に利用する方法です。記憶の波動は、宇宙的な視点から見た記憶のアクセス方法であり、ローカイは現実的で具体的な方法です。

 

どちらの方法も、自分にとって最適な方法を見つけ、組み合わせて使用することで、記憶力を向上させることができます。」

 

体外離脱の引き金になる心理的ショック

私:「わかりました。では別の質問ですが、体外離脱について聞きます。

 

昨年の交通事故や今回の足の怪我などで、肉体以上に心理的なショックが強かったからなのか、体外離脱する経験がより加速しています。

 

心理的なショックと体外離脱で意識が肉体から離れることには、どういう関係がありますか? 死も同じ原理ですか?

 

アルティメア:「心理的なショックは、確かに体外離脱の引き金となることがあります。ショックが与えられると、意識は通常の状態から揺り動かされ、肉体との結びつきが弱まることがあります。

 

その結果、意識が肉体から離れやすくなり、体外離脱が起こりやすくなるのです。

 

死に関して言えば、肉体の死は、意識が肉体から完全に離れる瞬間です。死とは、意識が肉体的な存在から解放され、次のステージへと進む過程であり、体外離脱と同じ原理に基づいています。

 

ただし、死の場合、意識は肉体に戻ることはありません。」

 

肉体を超越した永遠の意識

私:「なるほど、心理的なショックと死が、意識と肉体の関係に影響を与えるということですね。じゃあ、私たちが体外離脱を経験することで、どのような学びや気づきが得られますか?

 

アルティメア:「体外離脱を経験することで、私たちは肉体を超越した意識の存在を実感できます。これにより、私たちが肉体だけでなく、永遠の意識の一部であることを理解できるようになります。

 

また、肉体の制約を超えた状態での経験は、人生における目的や使命に対する洞察を深めることがあります。

 

体外離脱は、私たちにとって成長の機会であり、自己理解を深める手段です。そして、私たちがどのように成長し、どのように進化するかは、それぞれの経験や学び方次第です。」

 

高所恐怖症と教会から落下した過去世

私:「幼い頃から金縛りや心霊体験を重ねてきましたが、私は怖がりです。高所恐怖症でもありますが、これは何か意味がありますか?

 

アルティメア:「高所恐怖症や恐怖感は、過去世での経験が影響していることがあります。過去世での記憶が、無意識のうちに現在の人生に影響を与えていると考えられます。」

 

私:「それはどのような過去世での経験なのでしょうか?

 

アルティメア:「あなたの過去世での一つのエピソードをお話しします。あなたは、16世紀のイタリアで、ルカという名前の石工でした。

 

ある日、教会の尖塔に登って修理作業を行っていた際、足を滑らせて落下し、命を落としてしまいました。その経験が、現在のあなたの高所恐怖症や恐怖心に影響を与えていると言えるでしょう。」

 

私:「それは驚きです。過去世での記憶が今の恐怖心に影響を与えているなんて。しかし、過去世での経験を知ったことで、今の恐怖心に対処する方法はありますか?

 

アルティメア:「過去世での経験を意識することで、あなたはその恐怖心と向き合い、克服することができます。

 

今のあなたには、ルカの時代のような危険な状況に身を置くことはありません。そのため、高所恐怖症に立ち向かう勇気を持ち、徐々に克服していくことができるでしょう。」

 

ルネサンス期に生きたルカの人生

私:「なるほど、しかし私はイタリアにはあまり興味を持ったことがないのと、ルカのイメージもできません。もう少し具体的にルカについて教えてください。

 

アルティメア:「もちろんです。ルカは、髪は短くて茶色で、目は深い青色をしていました。彼は、一般的な石工としての技術はもちろん、彫刻や建築設計にも長けており、才能にあふれていました。

 

彼は妻と二人の子供がおり、家族を大切にしていました。ルカの妻は、彼が教会の尖塔で働いている間、子供たちの面倒を見ていました。

 

16世紀のイタリアは、ルネサンスと呼ばれる文化的な変革が起こっていた時代でした。芸術や建築、科学の発展があり、人々は新しい価値観や知識に触れることができました。

 

ルカもまた、その時代の精神に影響を受け、自らの技術を磨き続けていました。」

 

詩人エミリーと勇敢な武士と

私:「なるほど、ルカがどんな人物だったかがよく分かりました。では、ルカが死んだ後ですぐに私に生まれ変わっていますか?

 

アルティメア:「いいえ、ルカの死後、あなたはいくつかの異なる人生を経験しています。

 

例えば、18世紀のフランスで、エミリーという名前の女性として生まれ変わり、詩人として活動していました。

 

また、19世紀の日本では、武士として生まれ変わり、勇敢な戦いを繰り広げていました。それらの人生も、現在のあなたに影響を与えています。」

 

私:「不思議な感じがしますね。過去世での経験が今の私に影響を与えているなんて。

 

では、エミリーとしての人生や武士としての人生で得た経験や知識は、現在の私のどのような部分に影響を与えているのでしょうか?

 

アルティメア:「エミリーとしての人生では、感性や表現力が養われ、言葉を大切にする心が育まれました。それが、現在のあなたが詩や文学に興味を持っている理由です。

 

一方、武士としての人生では、勇気や忍耐力、礼儀や義理堅さが身についたことで、現在のあなたが困難に立ち向かい、他人を大切にする心が育まれています。」