2008-11-17 17.存在価値を知る 沖縄ワークショップ【全26話】 存在価値を知る 出来事は常に中立 同じ状況で笑ったミツさんと怒ったお兄さん 中立な出来事のプラスを引き出す 100倍の存在価値が潜んでいる 存在価値を知る 出来事は常に中立 もともと時間は存在しません。だから、問題が生じた時には解決策も時間差なくセットでやってくるそうです。 ミツさんは常に非物質の存在から情報を受け取る準備をしています。だからどんな質問や疑問、悩みに対してもすぐに答えをくれます。 誰でもしばしば、人が悩みだと思っていることでも、話を聞いたら大したことでないと感じることがあります。それは、「自分に降りかかっていることではないから」という意味ではなく、本当に大したことではないと思う時があるという意味です。 ミツさんが言うには、「出来事は常に中立です」とのことです。それをどう意味づけするかは、本人次第です。重く受け止めた方がいい時もあるし、軽く受け止めた方がいい時もある。喜んで受け止めた方がいい時もあるし、怒りを振りかざした方がいい時もあります。 同じ状況で笑ったミツさんと怒ったお兄さん ミツさんが子どもの頃、とても家が貧しかったそうです。晩ごはんに板チョコ1枚しか出てこなかった時があったそうです。その時にミツさんは笑ったそうですが、ミツさんのお兄さんは怒ったそうです。 この話をどう捉えるか、というよりもある事実があります。そのお兄さんとミツさんがまったく別の生き方、人生を歩んでいるということです。 中立な出来事のプラスを引き出す 怒りを持つことは、時には必要かもしれません。それはそれでエネルギッシュな行動の原動力になりやすいです。しかし怒りのエネルギーに巻かれてしまうと、中立な出来事に冷静な判断を下すことができません。そういう意味では損をする場合が多いのだと思います。 ミツさんは中立な出来事に、いつも喜びや笑いのエネルギーを混ぜています。これらはプラス思考に繋がるので、対象とする人・物・事を視るとき、いい部分を引き出すのが天才的にうまいです。 だからワークショップにどんな参加者が来ても、その人が主役になる出来事が起こります。よくあるのは、「話し下手」と言う人はその逆である場合が多いらしく、それを見抜くとその人を人前で話せることをすぐに気付かせます。 ミツさんはガイドからの指示で、その人に強烈にスポットライトを当てます。するとその人が自分で隠していた能力を、塞き止めていた水を流すように発現するのです。 そういう経験をワークショップ中ですると、もう普通の人には戻れません。今ある能力に気付いただけで、講演会を開いたり、カウンセリングを始めたりする人が本当に多いのです。 100倍の存在価値が潜んでいる どんな優秀な予言者でも、未来を正確に透視することはできないそうです。ではミツさんはワークショップやカウンセリングの際に何を伝えるのでしょうか。それは、現在のエネルギー状態の可能性のその先を伝えるのです。 ミツさんはガイドから、「人は自分の存在価値の100分の1も理解していない」と言われたことがあるそうです。だからその可能性を、とにかく気付いて欲しくて必死に伝えるのだそうです。 未来はつくるものです。存在しているように見える「時間」は、一瞬一瞬が連続して訪れているだけです。ミツさんでも、未来を透視することは単に写真からすべてを理解しようとしているだけです。 だから未来を変えるには、次の瞬間の写真を差し替えるだけです。未来を切り拓くことは、写真を差し替えるくらい簡単だとのことでした。 前の記事は、こちらから。 次の記事は、こちらから。 全26話は、こちらから。