裸の王様

体外離脱で学んだ、失敗や挫折から抜け出すための異次元ブログ。

14.生と死の境界線

 

生と死の境界線

ビジョンが見えなくて死にたくなった女性

ワークショップでは潜在意識と向き合い、自己に変革を起こしていきます。それは楽しい作業なのですが、自分の一番根っこの部分を入れ替えるのでとても大変な作業でもあります。

 

ある女性の方は「見えない」という意識が強く、ワークショップ初日からとても辛い思いをしていました。その思いが日を増すごとに強くなり、そしてあまりの苦しさに大変なことをしようとしてしまいました。

 

休憩時間に散歩で行った海辺で、衝動的に身を投げてしまいたくなったそうです。一緒に参加していたご家族の方が、それを止めました。

 

最終日にミツさんがその方とじっくりお話をした時、新しい情報をダウンロードしていました。

 

知覚意識図から見た前里光秀ワークショップ

以前にミツさんが分析した、このワークショップの知覚意識図というものがあります。ワークショップも人格と同じく、意識の構造があります。だからそれに参加することで、変化が起きるとも言えます。

 

強力な上昇系のエネルギーや前進力を促すエネルギーが働いており、また、右脳と左脳にダイレクトに情報のラインが入って、背後にガイドの存在が映し出されていました。

 

これを潜在意識が知覚します。だからワークショップに参加すると、ガイドのバックアップを受けながら情報を入手し、ビジョンを見ることができるようになるみたいです。ミツさんは、こういった分析もすぐに行います。

 

変化にブレーキをかけると起きること

ワークショップに参加する前から体調に変化が起きたり、不思議なことが起きたりと報告する人が多くいます。これも申し込みをして意識がそこに向くことで、潜在意識が知覚意識図を読み取るからなのです。

 

意識図の通り、ワークショップではプラス思考の話(上昇や前進)しかしないので、ほとんどの方がすぐにプラスに変換します。

 

しかし中にはあまりの急激な変化に、潜在意識が急ブレーキをかけてワークショップ中にとても苦しくなる方もいます。それがこの女性の参加者でした。

 

プラスとマイナスの世界観

ミツさんの考えでは、人生は、マイナス思考とプラス思考では体験する世界がまったく違うものになります。

 

例えばマイナス思考の人が歩んできた人生。人生で起こった様々な出来事にマイナスの意味づけをします。そして、「大変な人生を生きている自分」をつくり上げます。自分に対して習慣のように「何で失敗したのだろう」「どうしてうまくいかないのか」という質問をします。

 

その思考のままでビジョンを見ると、暗い世界しか見えません。ビジョンは自分の信念のフィルターを通して見るので、マイナス思考の人が見るビジョンはマイナスの情報ばかりなのです。もし明るい世界を見たいと思えば、プラス思考に変換するだけです。

 

今のまま境界線を越える死後の世界

これは死後の世界にも言えるそうです。死ぬと意識体は、その直前の思考のまま物質界と非物質界の境界線を越えることになります。

 

非物質の世界では時間が存在しないので、思考が一瞬にして実現します。思考が間髪入れずに実現するので疑いの余地がありません。プラス思考の人はずっと楽しい世界を創造し続け、マイナス思考の人は苦しみのスパイラルから抜け出せなくなります。

 

「死ぬ」ということは、そのままの状態で1本線を越えることです。その思考を倍々にして創造する世界に入るということなのです。

 

 

マイナス思考の苦しい状態で死を選択すると、待っているのはもっと実現が早い死後の世界。だから「苦しいから死ぬ」というのは危険で、思考が実現しにくい物質界で頑張った方がとても楽だということでした。

 

プラスの世界を体験するために変えるべきこと

プラス思考のミツさんが見るビジョンも、マイナス思考の人が見るビジョンも、スピリチュアルな世界が美しいと思っている人が見るビジョンも、怖い世界だと思っている人が見るビジョンも…すべてその人にとっての真実です。

 

物質界でも非物質界でも、どんな世界を体験するのかは、思考が決めます。もし体験する世界をプラスに映る世界に変えたければ、自分を変えなければいけません。

 

肉体の制限を外しても、思考が変わることはないのです。

 

思考が実現するまでに時間がかかるこの世界は、夢の実現とそのプロセスを奇跡的に楽しむことができます。それは、死んでからは絶対にできない、生きている僕たちだけの特権なのだと思いました。

 

 

 

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