2008-06-20 20.約束 ライフライン体験記【全20話】 約束 湯船に浸かりながらミツさんと交わした約束 ミツさんに感じる絶対的な安心感 お別れのとき 最後に出てきた観音様への解釈 再び、それぞれの道へ 約束 湯船に浸かりながらミツさんと交わした約束 思えばあっという間の5日間で、最終日の朝となってしまいました。朝にはミツさんと大浴場に行きました。湯船に浸かりながらミツさんに「本当にありがとうございました」とお礼を言いました。いくら言っても言い尽くせないほどの感謝でしたが、一度だけ言いました。 そしてある約束をしました。それは「知覚を拡大していき、ミツさんと同じ能力を身につける」のと、「ヘミシンクを聞いてもビジョンが見えない人に情報を公開する」ということです。 まったくセンスのなかった僕がこれから知覚を拡大し続けていったら、人類の意識上昇にとても大きな意味をもたらすことができると思っています。そしてビジョンが見えない人にはできる限りのことを伝えていくつもりです。 見えない理由は様々だと思いますが、「信念」と「疑い」が関係しているのは間違いないでしょう。何よりも、このライフラインでの体験を決して「いい体験ができた」で終わらせないことが大事なのです。 ミツさんに感じる絶対的な安心感 ミツさんはこれから、具体的にどういった活動をしていくのかは分かりません。世界の認識を変えるようなことをする気もしますが、何もしないまま暮らしていきそうな気もします。 いつもドンと構えているので、あまり「自分の考えを広めたい」というようには見えないのです。また、周囲から尊敬されることを心地よく感じる人でもなく、常に自然体なのがミツさんです。「俺はいつでも大丈夫」、その絶対的な安心感が漲っているのがミツさんなのです。 お別れのとき 最後のセッションは『アースコア』でした。でも徹夜のためあまりに眠すぎたのでミツさんも僕もヘッドフォンも付けず寝ました。リビングではアキラさんが朝刊を読み、セッションをしているのはヒデさんだけでした。 その後身支度をして着替えて集合し、カレンから修了証をもらいました。トレーナーと参加者全員が円になって座り、1人ひとり挨拶をしました。僕はトレーナーのカレン、坂本さん、ミッツィ、アシスタントのモモさん、ミーさん、そして温かく迎えてくれたみんなに感謝の気持ちしかありませんでしたので、「ありがとうございました」と言いました。 カレンは今回が初めての来日でしたが、とても楽しめたそうです。ミッツィは実は体調を崩していて、それを見ながらのセミナーでした。みんなそれぞれの思いがあってここに集まり、感動の大団円でしたが、最後の坂本さんの挨拶が主に『エクスプロレーション27』と『スターラインズ』の宣伝だったので、僕は一気に感動が冷めてしまいました。 最後に出てきた観音様への解釈 最後に集合写真を撮り、個々に挨拶や写真撮影をしていました。その時にある女性が「ミッツィの後ろに観音様がいる!」と指をさして言いました。ミッツィの笑顔はとても美しくキラキラしていて、高貴さを感じました。 これは、と思いミツさんに「観音様見えますか」と聞くと、「そんなのいないよ」と笑っていました。これはどちらの知覚能力が優れているとか、どちらが正しいのかという訳ではなく、「信念の違いによって知覚するものが違う」のだと思いました。非物質界の知覚は人それぞれだと改めて思ったのです。そして全体の解散をしました。 再び、それぞれの道へ アキラさんはセミナー後に引越しの予定があるらしく、電話番号も住所も交換できませんでした。「絶対連絡下さい」と自分の連絡先を紙に書いて渡しましたが、「セミナーに出るのは今回が最後」というアキラさんから連絡が来るかどうかは分かりません。 ヒデさんは大阪にいて連絡を取りやすいこともあり、今後も連絡を取り合う約束をしました。ヒデさんにとっても今回のセミナーは新しい発見がいくつかあり、とても有意義な時間だったようでした。 そしてミツさんが「『覚醒ルーム』みんなでまた集まって語りましょう」と言ってくれました。アキラさん、ミツさん、ヒデさん、そして僕にとって今回のセミナーは素晴らしい仲間に出会えた貴重な時間でした。この4人でなければできないことがたくさんありました。 自分が変わる瞬間を温かく見ていてくれた方々には本当に感謝しています。本当にありがとうございました。覚醒への道標を示してくれたミツさん、本当にありがとうございました。 そして最後までこの『ライフライン体験記』を読んでくださった方々、本当にありがとうございました。心から感謝致します。 2008年5月、この出会いから僕の人生は変わりました。 前の記事は、こちらから。 全20話は、こちらから。