2008-06-17 17.宇宙旅行 ライフライン体験記【全20話】 宇宙旅行 目を閉じてもまぶたの裏に見える誰かの顔 体外離脱で体内から宇宙まで駆け巡る ミツさんはここまでも能力を誇示しない 宇宙旅行 目を閉じてもまぶたの裏に見える誰かの顔 5日目の午後は『ターゲテッドリトリーバル』から始まりました。これはある亡くなった人物の名前を頼りに、別の人がメッセージを持ってくるというセッションです。 この時、ある試みをしました。ミツさんが体外離脱をして僕とMちゃんの意識体を肉体から引っ張り出してくれるというものです。これにはとてもワクワクしながらヘッドフォンを付け、横になってセッションに臨みました。 セッションが始まって少しすると体の左半身がゾワゾワしてきました。それはちょうど、肌が鳥肌になっていない鳥肌のようなゾワゾワ感、または低周波の電気治療を施しているようでもありました。 その状態が5分くらい続いた時、目を閉じた暗闇の中に人の「目」が見えるような気がしました。普段誰でも目を閉じるとまぶたの裏に赤とか黒で暗闇が見えると思いますが、その赤や黒のグラジュエーションで「目」が見えたのです。 更に目を閉じたまま眉間にしわを寄せてまぶたの裏を凝視してみると、鼻や口も見えました。これはビジョンとは違います。くっきりとフルカラーになったりすることはなく、あくまで赤や黒のグラジュエーションで見えるのです。 僕はミツさんが「引っ張りに来る」という先入観があるためかも知れないと思い、目を開けたり閉じたり、または体を横に動かしてみたりしましたが、やはり見えました。その後は体のゾワゾワ感に加えて横にグラグラする感覚がありました。 体外離脱の前の体のうねりとは少し違い明らかに人為的な揺れ方で、確実に意識体を引っ張られているのが分かりました。少しして揺れは収まりましたが、ゾワゾワ感は20分くらいずっとありました。 体外離脱で体内から宇宙まで駆け巡る セッションの後、ミツさんから何をやったのか聞きました。これはミツさんから聞いた話で、僕は認識していませんでした。 まず体外離脱して僕のベッドの横に来た時、ベッドの足元に意識体の「僕」が立っていました。それを僕の肉体に連れ戻し、上から何度も顔を見せ、意識体を引っ張り出しました。 そして僕の意識体と連れてMちゃんのところへ飛んでいき、ミクロになって体内へと入りました。脳や目の裏の神経を通って左心室を通過し血管を下りると「左折」の看板があり、左足に行くと足首の血管に黒い詰まりがあったので、そこを治しました。 それからミツさんの頭の上からコードを伸ばし、3人を繋ぎました。場所を映画館に移し、最前列にミツさんが座って目の前に2人の脳の模型を出し、波動を送り続けました。しかし一定以上の高い波動を送ると脳が非物質化してしまったので、調整しながら送りました。 また、ガイドから言われた数字に周波数計を合わせたのですが、後にこの数字が「ブロードマンの脳地図」の番号であることが分かりました。ついでに僕とMちゃんのチャクラをゴールドにしてくれました。 その後は東京タワー、名古屋のしゃちほこ、法隆寺、ピラミッド、フォーカス35のI・Tを見学しに行きました。そして木星を3周し、フォーカス119にも行きました。僕もMちゃんも笑っていました。 ミツさんはここまでも能力を誇示しない セッションが終わってからブリーフィングルームでシェアの時です。『ターゲテッドリトリーバル』で亡くなった方からのメッセージを伝え合う場で、ミツさんが手を挙げました。僕は「あれだけのことをやった後にどれだけの情報を持って来たのだろう」とじっと話を聞きました。 しかしミツさんがターゲットとした人物の外見以外に得た情報は、「漬物が好き」でした。この情報には、それを知る人物からは「漬物が好きかどうかは分かりません」と言われ、みんな笑っていました。 これからも分かるように、ミツさんは自己の能力を誇示する人ではありません。そういう気にすらならないのだと思いました。 前の記事は、こちらから。 次の記事は、こちらから。 全20話は、こちらから。