裸の王様

体外離脱で学んだ、失敗や挫折から抜け出すための異次元情報。

11.ガイドはビジョンを投げ続ける

 

ガイドはビジョンを投げ続ける

心霊治療家ドクター・フリッツの奇跡

2日目の午後はドクター・フリッツのビデオを見ました。

 

ドクター・フリッツは第一次世界大戦中に亡くなった医者で、今はブラジルのルーベンというコンピューター技師に取り付いています。驚くべきはその手術方法で、麻酔を使わずにメスでどんどん体を切って行くのです。

 

それは患者の脳波をドクター・フリッツに合わせて痛みをコントロールし、非物質を治療して肉体を治す、というやり方です。

 

非物質界の存在を知らなければあり得ない現象ですが、それを知っている僕たちにとっては奇跡ではありません。日本で肉体にメスを入れる治療をするわけにはいきませんが、その原理が分かればヒーリングでも治療ができるのだと思います。

 

ミツさん曰く「ドクター・フリッツは非物質界の存在を教えようとしている」とのことでした。

 

ミツさんはワークショップの参加者全員に覚醒してほしいと思っています。そうでないと、教える人が足りなくて、レベルアップが進まないからです。

 

舞台裏からビジョンを投げるガイドたち

次はスタッフに宇宙へ連れて行ってもらうセッションでした。

 

ここで、ミツさんが面白い話をしていました。午前中のセッションで、ガイドが参加者にビジョンを投げている現場を見たのです。

 

暗いところから参加者の見ているところにフワフワした綿みたいなビジョンを投げるのですが、本人が「消す」という意識を持った瞬間に風に吹かれて流されてしまうそうです。それでもまたガイドは投げるそうですが、それもまた消してしまうとのことでした。

 

つまり一瞬でもビジョンが見えたということは、横からガイドが投げかけているということなのです。

 

これを聞いたら、「ガイドって何て大変なんだろう!ちゃんとビジョンを見てあげなきゃ」と思うのは僕だけじゃないはずです。ガイドのためにも、自分を信じてあげたいと思いました。

 

このセッションでは、なぜか集中できませんでした。しかしセッションが始まって部屋が暗くなり、みんなが目を閉じたときに部屋を見てみると、何か輝いているものがありました。

 

よく見ると参加者全員がサークル上になっている後ろに白く輝く人影がたくさん見えたのです。たしかにたくさんのスタッフがいたのでした。

 

体外離脱で人と重なることは侵害か

次はセンターを伸ばして家族に「重なる」セッションをしました。「重なる」とは体外離脱である対象とする人物の体に入り、そこから情報を得るという手法です。今回のセッションでは、以前あったすれ違いやケンカのときの心を読み取るというものでした。

 

以前この「重なる」ことに批判が出たことがあります。「プライバシーの侵害」だというのです。おそらく「重なる」ような特殊な能力は、教えるものではないという考えです。僕はこれを聞いたとき、あまりにも狭く浅い考えだと思いました。

 

簡単に人に重なって情報を取ることができるミツさんが誰よりも優しいのは、人の気持ちが自分のことのように分かるからだと思います。

 

「重なる」というと特別なことのように聞こえますが、僕のような凡人でも人の気持ちを察することができるときは、無意識に重なって情報を取っているのだと思うからです。

 

「重なる」ことと「人の身になる」こと

誰かのことを考えるとき、意図的に「重なる」ことができなくても、無意識でしているのです。それに鈍感になってしまうと、「人の身になる」ことができない人になってしまうのだと思います。

 

重なった人が喜んでいれば自分も嬉しいですし、悲しんでいれば相談に乗れるし、怒っていれば理由を聞いてあげることができます。鈍感な(?)僕としては、これはぜひ身につけたい技術です。

 

この日は、このセッションをすることができませんでした。昨日からの続きで意識が鋭敏になっていて、その日の朝に痛いほど人の気持ちが分かってしまう瞬間があり、それが辛かったからです。重なるには元の自分をしっかり保っていないと、重なった相手の感情をもらってしまうと分かりました。

 

 

 

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