裸の王様

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すべては自己の中に

ライフラインを、再び

2008年6月28日から29日にかけて、都内にて『前里光秀のブレイン・アクティベーション・ワークショップ』が開催されました。このワークショップの目的は「非物質界の知覚を拡大すること」です。

 

僕は5月に熱海で開催されたモンロー研究所公式プログラム『ライフライン』で、前里さん(以下ミツさん)から脳の工事をしていただき知覚が拡大しました。そこでミツさんへ周囲から施術に対する期待が高まり、身近なメンバーでの試験的なワークショップが開催されることになりました。そういう意味では今回のワークショップ開催は自然な流れだったと思います。

 

今回は参加者17名で、ほとんどの方が知り合いだったため最初から終始和やかな雰囲気で始まりました。ここでは僕の体験中心で書いていきたいと思います。

 

何かが起きる期待感

初日の午前はミツさんの話から始まりました。

 

今回ワークショップの開催にあたり、ミツさんは個人的に準備を進めてきました。それは非物質で参加者のもとへ行き、脳の周波数を上げたり知覚のブロックを取ったり、そして会場にも非物質で知覚が開くような仕掛けをしたということでした。参加者の中には数週間前から体調の変化を感じていた方もいらっしゃいました。

 

しかしプログラムについては、僕と相談はしたもののほぼノープランで来たそうです。細かく設定するよりも、その場の流れで変えようとしたのだと思います。

 

ミツさんが会場に到着してからトイレに行くと、「準備はできた」と言われたそうです。おそらくガイドからだそうですが、それを聞いたとき僕のそれまで抑えてきた期待が一気に膨れ上がりました。やはり何かが起こると期待していいのだと思ったのです。

 

ご存知の方も多いと思いますが、ミツさんの考えはモンロー研究所とかなり違います。しかし説得力があるのは、ミツさん自身の体験上での考えなのでとても真実味があります。あとはミツさんという人を信じられるかどうかになりますが、今回の参加者はミツさんのことをよく知る人のみで構成されていたということもあり、参加者から反論が上がることはありませんでした。

 

「神」はどこに存在するのか

ミツさんはまず沖縄のユタ文化について話し始めました。沖縄では至るところにユタと呼ばれる霊能者がいます。ほとんどの人がユタが説く神様を信じているそうで、自身も昨年ヘミシンクでの覚醒が起こるまでユタ信奉者だったそうです。

 

しかし覚醒が起き、非物質界の知覚が拡大してからは宗教のあり方に対して異を唱えるようになりました。それは「神」というシステムが自分の外にあることについてです。そうではなく、実際は常に自分の中に「神」というシステムがあるということです。

 

そして「外にある」という考えをどれだけ捨てることができるか、それがとても重要だということです。

 

ここで言う「神」とは特定の存在ではなく、一般的に言われる「究極の存在」の事です。それが常に自分の中に存在すると理解することから、様々な話が展開されていきました。

 

 

宇宙は「無条件の愛」で満たされていて、非物質界での知覚の拡大にはそれが必要、という考えがあります。だからモンロー研究所のエクササイズでは「愛を感じて」と言われることがあります。

 

ミツさんはそれをやる必要がなく、好きではないといいます。その理由としてひとつは「愛」という言葉に宗教色があるので使いたくないのと、「愛」は愛する人だけに表現するだけで十分だということです。

 

「愛が足りない」は本当か

僕の場合、しばしば「愛が足りないから非物質界を知覚できない」と言われることがありました。それについては真摯に受け止め、いかにハートを開くかが自分の中での課題となっていました。まったく疑問を持たずに今までやってきたのです。

 

しかしミツさんが言うには、本当の愛を表現するのは家でやればいいということです。それを知って「愛を感じないと非物質界を知覚できない」という信念が僕の知覚が発達しようとしているのを妨げているのかも知れないとすら思うようになりました。

 

「愛」は常に自分の中にあり、それは外に求めるものでも、表現するものではないと思いました。

 

また、ミツさんはガイドに3回しか会ったことがないといいます。それは常にガイドが自分の中にいるということを理解しているからだそうで、「ガイドが傍にいる」とか「ガイドに聞く」という考えがガイドとの接触をしにくい状況にしているということでした。「思考は会話」で、常にガイドは自分と一体化しているのです。

 

他にも多くのことが言えますが、「自分の中にすべてのシステムがある」ということを理解することで、ビジョンは恐ろしいくらい簡単に見えるということでした。

 

人類普遍システムである身体意識の構造

ミツさんが今回会場に到着すると参加者の「身体意識の構造」が見えるようになっていたといいます。意識なので非物質です。そしてその線、面、立体でできた意識のかたちが各人の知覚能力のレベルと癖を表しています。

 

「身体意識の構造と機能」は『ディレクト・システム』(以下DSと略す場合あり)と呼ばれるもので、運動科学総合研究所の高岡英夫さんが発見した巨大な階層構造をなす人類普遍のシステムです。これについては別の機会に詳しく述べたいと思います。

 

僕は10年ほど前にそれを知り高岡さんの講義やワークショップに参加していましたので、熱海での『ライフライン』の時にある程度詳しく話すことができました。するとミツさんが「それが分析できるようになればかなり指導に役に立つ」と言ってくれました。

 

すると当日になってそれが見えるようになっていたのです。DS分析は現在のところ発見者の高岡英夫さんしかできないとされていたので、これはとても驚くべきことでした。今回のワークショップでは参加者のDS図を採取し、その特徴を掴むことで知覚レベルを上げたり癖を治したりすることも行うということでした。

 

「ありえない」がなくなる

ここでひとつエクササイズを行いました。人差し指で自分の首の後ろを押し、その押す、押される感覚を覚えます。そして次に非物質の人差し指で首の後ろを押し、指と首にその感覚を再現させるというものです。

 

このエクササイズでビジョンの感度がかなり上がっていき、「体感を感じるビジョン」を見ることができるようになるそうです。それくらいリアルになると非物質界での情報を忘れることがなくなるそうです。むしろ多すぎるくらいの情報を得ることができるようになるといいます。

 

人には肉体が存在するため、その肉体を超えないという制限を作ってきました。であれば、その肉体の制限を外すのがいちばん分かりやすい方法であるということでした。

 

そもそも「自分が存在していると思うことが信念」です。非物質界にも常に自分が「いる」と分かると情報の取り方が変わってくるそうです。その意識の分量を非物質界に多く移行させれば、こちら(物質界)が幻で向こう(非物質界)が現実かもしれないくらいになるそうです。

 

先ほどの「自分が存在していると思うことが信念」だと分かると文章中で「自分」が存在していなかったり存在していたり矛盾が生じてきますが、便宜上使い分けています。僕の拙い文章力ではそうすることでしか表現できなく、多くの疑問を残しますがご理解ください。

 

非物質界では「こんなことありえない」がなくなります。物質界の常識が通用しないということに気づくと、例えば誰もいなくても会話ができます。それを切るかよしとするか。誰かがいないと会話ができないというのは思い込みだということです。

 

「自他の区別をしていると分からない」と何度も言っていました。

 

 

 

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